どうも、renieseです。
今回のゲームレビューはSFCで発売された「ロックマンX3」です。
シリーズのSFC版では最後の作品になります。
自分がプレイした事があるのはSFCとSwitchの「ロックマンX アニバーサリー コレクション」。
本作は実機を所持していて結構プレイしたのですが…例によって記憶があまり無いので、後者を使用してのレビューがメインとなります。
今回のゲームレビューはSFCで発売された「ロックマンX3」です。
シリーズのSFC版では最後の作品になります。
自分がプレイした事があるのはSFCとSwitchの「ロックマンX アニバーサリー コレクション」。
本作は実機を所持していて結構プレイしたのですが…例によって記憶があまり無いので、後者を使用してのレビューがメインとなります。
■ストーリー・キャラクター
前作の続き。
本作では新しい敵「ドップラー博士」と戦うのですが、裏に誰がいるかは最初からバレバレです。
本家「4」くらいは隠して欲しかったものです。
ステージ数は1つ減りましたが、「X2」で増えたのは実質ボスラッシュ専用だったので結局同じです。
本作はゼロがプレイヤーキャラとして操作可能になりました。
とは言え8ボスどころか中ボス戦にも一部例外除いて参加できず、さらに1度死んでしまうと動力炉が破損して2度と使えなくなるので、使い所はほとんどありません。オマケレベルですね。
前作同様に、本作にも「ナイトメアポリス」と言う敵役が2体おり、さらに「X1」で倒したはずのVAVAが再生されて「VAVA MK-2」として復活。合計3体が立ちはだかります。
8ボスを2体倒すと行動開始するのは前作と同じですが、そこ以外はだいぶ異なります。
ナイトメアポリスは特定のステージで必ず戦うようになっています。
どのステージにいるか法則性が良く分からないのですが、1ステージだけにいる訳ではありません。
一方のVAVAは、いくつかのステージに存在する転送装置から任意で挑めます。
この3体は倒しても通常は逃走するのですが、弱点武器でトドメを刺すとそのまま倒してしまえます。
その場合、ドップラーステージで代わりのボスが登場すると言う粋な計らいがあります。
ナイトメアポリスは代わりの方が手強いので正直メリットが無いですが、VAVAの方はメリットが用意されています。
■システム
前作から続いて「ライフアップ」「サブタンク」「パーツ」があります。
さらに本作ではライドアーマーが複数種用意されたり、パーツをパワーアップさせる「チップ」が追加されました。「ライフアップ」は仕様が同じなので省略します。
○サブタンク
本作は敵から受けるダメージが非常に高い為か、「サブタンク」は分かりやすい場所に置いてあるので集まりやすいです。
さらに「X1」同様にライフ回復が出やすくなったので、道中でも比較的貯まりやすいです。
貯める手段として、自分はシーフォースステージを少し進んだ所にある砲台のような敵2体を倒し続けたのですが、実はこいつらを「フロストシールド」で倒すと何故かライフ回復を100%落とします。
この仕様は攻略情報で知りました。
○パーツ
いつもの4種が存在しますが、前述通り本作には各パーツの「チップ」が追加されました。
この「チップ」を適用できるのはいずれか1種だけですが、全種適用できる「ハイパーチップ」が隠し要素であります。
・フットパーツ
前作のエアダッシュに加え、上方向にもダッシュできる「バリアブルエアダッシュ」が追加。
自分の場合は壁蹴り状態からエアダッシュが暴発するのは変わらないんですが、その頻度は前作より何故か少ないです。少しフレーム単位で猶予が出来たのかな?
「チップ」を付けると2回行えるようになります。
・ボディパーツ
被ダメージが減り、その際に青い「ディフェンスシールド」が発生。
…最初の被弾と、このシールド状態の被弾で何が変わっているのか全然分からないんですが。
「チップ」を付けるとシールドが赤くなりますが、やっぱり分からん。
・ヘッドパーツ
ステージ開始時にアイテムの場所を映し出す「アイテムレーダー」と、ステージ選択時にアイテムの一覧を表示する「アイテムリスト」を追加。
前者はステージ開始時に強制的に発生する為、テンポが悪い…。
「チップ」を付けると一定時間待機でライフが自動回復しますが、悠長すぎるよなぁ。
・アームパーツ
特殊武器のチャージ+「クロスチャージショット」が追加。
このクロスチャージショットは連続ヒットしないし、挙動も重くて使いづらくてしょうがないです。
前作の「ダブルチャージ」を返せと。
「チップ」を付けると、被ダメージ時に貯まるエネルギーを使用してチャージショットを連打できるようになります。
以上の通り、実は「チップ」を付けてもそれほどパワーアップしなかったりします。
付けるのであれば「フットパーツ」「アームパーツ」のどちらかが良いかな。
○ライドアーマー
基本の「キメラ」と、攻撃特化の「カンガルー」、飛行できる「ホーク」、唯一水中で使える「フロッグ」の4種があります。
ステージ内にある転送装置から呼び出す事が出来るのですが、攻略上意味があるのは「キメラ」と「フロッグ」だけ。
最後に呼び出せるのはドップラーステージ2ですが、ここでは「フロッグ」しか使えません。
アイテム入手する為に仕方なく呼び出す以上の役割がありませんね。
■バトル
【ロックマン】シリーズのレビューに倣い、本作でも各ステージ・ボスとの戦いを記載します。
音楽についてもここで書きます。
まず本作は、中ボス用の部屋と「ナイトメアポリス」用の部屋が用意されています。
さらに中ボス撃破時もボスと同様の爆発演出が付いたのですが、この2つの要素のせいでテンポが非常に悪くなりました。
「ナイトメアポリス」は仕方ないとしても、中ボスはこれまで通りの仕様で問題なかったでしょ。
せめて部屋を出る=中断位置にしてくれれば多少納得できましたが、そうでもないからね…。
あと本作は敵のバリエーションが少ないです。
ステージをプレイしていても「またこいつか」と言う感想しか出ないので、飽きるのが早い。
全体的に力の入れ所が間違っている感があります。
○オープニングステージ
最初はエックスを操作し、途中でゼロに強制交代。その後またエックスに戻ってボス戦です。
オープニングなので難易度は高くないですが、最初に思った事は「受けるダメージ高っ!!」。
上でも少し書きましたが、本作は被ダメージが全体的に高めです。
前2作のバランスで何が問題だったと言うのか?
ステージ音楽が良いんですが、前作と違って聞けるのはここだけです。
○エクスプローズ・ホーネック
ステージ難易度自体はそれほど高くないのですが、とにかく長いです。
中ボス戦も2回ありますが、1回目は攻撃が避けづらい事もあって結構強敵。
反面2回目はただコンテナ壊すだけなんだけど…これに何の意味があるの?
「ライフアップ」は「フットパーツ」かライドアーマーが無いと取れません。
ここにはライドアーマーの基本となる「キメラ」がありますが、「トルネードファング」が無いと入手できません。基本形なのになんで無条件入手じゃ無いんでしょ?
「ヘッドパーツ」のパワーアップチップはライドアーマーが必要です。
ボスのホーネックは常に空中にいて、蜂型の弾を5発+針を見せて空中からの突撃を行ってきます。
突撃は非常に威力があり、最初食らった時は唖然としたものです。
蜂型の弾はチャージバスターなら一撃で破壊できるので、チャージバスターの使い方が重要です。
体力が減ってくると突撃しなくなる代わりに「パラスティックボム」を使用。
これでエックスがロックオンされると蜂型の弾が向かってきます。
ホーネック自身がエックスに当たる高度にいて頻繁に動くので、蜂型の弾を避けようとするとホーネックに当たる可能性が高いのも厄介な所。壁蹴りして蜂型の弾ごとホーネックを狙うのが良いです。
弱点は「バグホール」で、これを使えば楽勝。
入手武器の「パラスティックボム」は対象に当たるとロックオンして一定時間で破壊するんですが、テンポが悪いので正直あまり使えません。
チャージ版は自動ロックオンで攻撃してくれるんですが、威力が低すぎるからこれも使いづらい。
本作の8ボスの大半はドップラーの手でイレギュラー化しており、実は被害者の面が強いです。
ただそれがストーリーに現れてないのは残念な所…。リメイク出しませんかね?
○フローズン・バッファリオ
ステージは氷で滑るので、敵の攻撃力が高い本作ではダメージを負いやすいです。
とは言え全体的に短く、中ボスもいないので難易度は低め。
「ライフアップ」はライドアーマーがあれば氷を砕いて取れます。
「サブタンク」は「フットパーツ」が必要ですが、その「フットパーツ」は本ステージ終盤でダッシュジャンプすれば取れます。
ボスのバッファリオ戦は横に長いステージ。
通常は滑るように突進攻撃をしてきますが、意外とスピードが早いので距離が近いと避けられません。
かと言って離れすぎているとエックスの位置に3発撃ってくる氷弾が避けづらいので、距離を適度に保つのが重要です。
体力が減ってくると氷の極太ビームを撃ってきますが、氷漬けにするだけでノーダメージ。
総合的には弱いボスですね。弱点は「パラスティックボム」。
入手武器の「フロストシールド」は、初速が遅い氷弾を発射して、壁に当たると設置弾になります。
この設置弾が問題で、上限の2発どちらも設置状態だと弾自体が撃てなくなります。
設置状態は持続時間も結構長いので、自然解除では無く武器チェンジで消す必要があって面倒です。
名前の通り氷弾は盾にもなってくれるので、悪い武器では無いのですが…。
チャージ状態だと生成した氷を盾のように持ちます。
前作で言う「スクラップシュート」のチャージ版みたいな感じですね。
「氷ステージ」「フットパーツがある」「難易度が低い」と言う点から、ここは「X1」のペンギーゴを意識している事は明白ですね。
肝心のバッファリオ自身は巨体なので、ペンギーゴとは全然違うけど。
○グラビティ・ビートブード
ステージは厄介なギミックは無く、中ボスもいないのでステージ難易度は低め。
「ライフアップ」はブロックに邪魔されているんですが、8ボス撃破後に行くとブロックが消えていました。攻略情報を見るとホーネックステージをクリアすると消えるようですが、何故?
ライドアーマー「フロッグ」は「フットパーツ」があれば取れます。
ここは「アームパーツ」のパワーアップチップがありますが、これはライドアーマーが必要です。
ボスのビードブードは「バグホール」を1~2個生成します。
これは壁に跳ね返りますが、1個だけの場合は撃たれた方向の画面端にいれば最初を避けるだけで良いです。
体力が減ってくると上空にブラックホールを生成し、こちらの動きが大きく制限されます。
そしてこいつの問題はその火力で、「バグホール」とブラックホールはエックス初期状態だと2発で死にます。いくらなんでもやりすぎでしょうが。
「フットパーツ」があれば、ビードブードとブラックホールの間をエアダッシュで通れるので何とかなりますが、初期状態じゃ自分には到底無理です。
弱点は「レイスプラッシャー」で、これを使えば余裕。
入手武器の「バグホール」は、所謂画面全体攻撃。発生が遅いので使い勝手はイマイチ。
チャージ版はすぐに発生するんですが、演出が長いのでやっぱりイマイチ。
そもそも本作は敵の攻撃力は高いけど数はそれほど多くないケースが大半で、全体攻撃自体あまり出番が無いんですよね。
○アシッド・シーフォース
地上と水中ステージが半々と言う所。
ステージ最後の方に下から降りるんですが、この時は壁に沿っていないとトゲに落ちてしまいます。
これはちょっと酷い感が…自分は何回か忘れていて死にましたね。
「ライフアップ」はステージ途中で登って行く所の一番上にいけば取れます。
ここはライドアーマー「カンガルー」と「フットパーツ」のパワーアップチップがありますが、これはライドアーマー「フロッグ」の連続ジャンプで登っていく必要があります。
失敗しても「フロッグ」を再度呼び出せるので、何度か挑戦していれば取れるでしょう。
ボスのシーフォースは、エックスの方にジャンプしつつ「アシッドラッシュ」を撃ってきます。
この「アシッドラッシュ」壁に跳ね返る上、上から酸を降らしてくるのでかなり厄介です。
どうもエックスのバスターに合わせてジャンプしてくるようなので、近距離からバスターを連打するのが早い。
ただ体力が減ってくると「アシッドラッシュ」を近くにぶつけてきて回避できないので、そうしたら離れて攻撃します。
弱点は「フロストシールド」で、当てた後は必ずジャンプしてくるので容易にハメられます。
入手武器の「アシッドラッシュ」は酸の弾を放物線上に撃ち出しますが、射程が無さすぎてほぼボス戦用。
チャージ版はバウンドしながら跳ねますが、これも使い道が見出せません。
○エレキテル・ナマズロス
ステージは敵の数が多いので、確実に倒していくことが大切です。
敵を随時処理していけばそこまで難しいステージではありません。
「ライフアップ」は2番目のエレベーターを一番上まで行けばあります。
「サブタンク」はライドアーマーを呼び出せれば取れます。
「ボディパーツ」を取るには「バグホール」のチャージ版が必要です。
ボスのナマズロスは頻繁にジャンプして近づいてくる上に、地を這う電撃+「トライアードサンダー」で攻めてきます。
「トライアードサンダー」は壁蹴りで上の方にいないと避けれないと思うのですが、他の攻撃もあるので壁蹴りしていれば良いと言う訳でもありません。
さらに体力が減ってくると画面中央で充電後、体をバリアで守りながら電撃を撒き散らしてきます。
充電中のバリアみたいなものはバスター連打で破壊できますが、これを破壊してもダメージが与えられる訳ではありません。
電撃撒き散らしているから壁蹴り出来ないし、かと言って放置しておくと体当たりしてきます。これどうやって避けるの?しかも体力減るとこれしかやってこなくなるし。
弱点は「トルネードファング」で、これは充電中だろうとダメージ与えて中断させるので楽勝。
入手武器の「トライアードサンダー」は三角形の形に電撃を生成して撃ち出します。
一種のバリアとしても使えますが、持続が短いので過信は出来ません。
チャージ版は地震を起こした後に巨大な電球を走らせますが、停止時間が長すぎる…。
アイテム入手用にしか使えませんね。
○シザーズ・シュリンプァー
ステージは広めで、さらにベルトコンベア等があって探索が多少大変ですが、先に進むだけなら別に難しくありません。中ボスもいませんしね。
「ライフアップ」「ボディパーツ」のパワーアップチップはライドアーマーが無いと取得できません。
ライドアーマー「ホーク」の入手には「トライアードサンダー」のチャージ版が必要です。
ボスのシュリンプァーは、斜め上にハサミを飛ばしてきたり、なんかの弾を飛ばしてエックスを強制的に壁から落としてきたりと壁蹴り対策が充実しています。
しかし弾でエックスが落とされても、続くハサミを斜め上に飛ばしてくると言う謎行動。
その為、壁蹴りして弾を誘って落とされたらバスターを繰り返していれば簡単に倒せます。
弱点は「トライアードサンダー」。
入手武器の「スピニングブレード」は軌道が独特ですが、近距離からぶつける分には問題ありません。
威力も高いから使いやすいです。
チャージ版はヨーヨーのように回せますが、通常版で十分だから使い道は薄い。
○スクリュー・マサイダー
ステージは戦いづらい敵が多い上、中ボスも存在します。道中も割と長いので何度も挑みたいステージではありませんね。
「サブタンク」は普通に道中にあります。
「ライフアップ」と「ヘッドパーツ」を取るには「トライアードサンダー」のチャージ版が必要なんですが…探索用の「ヘッドパーツ」を手に入れるのに何でこんな手間が必要なんでしょうかね?
前作のように無条件入手で良かったと思うんですが。
ボスのマサイダーは突進攻撃のみです。
たまに「トルネードファング」を3発出してから突進もしてきますし、体力が減ってくると体を点滅させて超スピードで突進してきますが、結局の所は突進ばかりです。何という猪突猛進。
と言う訳で壁蹴りからダッシュジャンプで反対側に逃げながら撃っていれば勝てます。
ただ、飛ぶタイミングが早すぎると突進を途中で停止してくるので、ちょっと遅らせましょう。
弱点は「アシッドラッシュ」。
入手武器の「トルネードファング」は初速が遅いドリルを発射。
敵に当たると連続ヒットで削っていきますが、どちらかと言うとギミック処理やボス戦用ですね。
チャージすると直接ドリルを装備するんですが、これも使い所あるのだろうか?
○シャイニング・タイガード
ステージ難易度は全体的に大した事は無く、中ボスさえ倒せれば問題ありません。
中ボスは「フロストシールド」に弱く、出現位置が決まっているので設置弾も有効に作用します。
「ライフアップ」はステージ後半の右上にあり、入手は容易。
「サブタンク」はステージ序盤を右端まで行った後の上にあります。
「アームパーツ」は「トルネードファング」と「フットパーツ」があれば取れます。
ボスのタイガードは「レイスプラッシャー」を5回撃ってきます。
どちらも地上にいる場合、正面に来るのは3発目だけなので、それが分かれば避けるのは容易。威力も低め。
壁に張り付いてから攻撃してくる事もありますが、攻撃せずすぐに元の位置に戻る事もあるので、あまり動かずに冷静に対処すれば良いでしょう。
体力が減ってくると使ってくる突進攻撃は注意が必要ですが、全体的にはそんなに強くないボスですね。弱点は「スピニングブレード」。
入手武器の「レイスプラッシャー」は、散弾のように光弾を前方に撃ち出します。
威力は低いが攻撃範囲が広く、ザコであれば連続ヒットもするので結構使えます。
チャージ版は真上に弾を撃ち出し、そこから拡散弾を全方位に放つんですが、こちらは使えない感あり。
○ナイトメアポリス
ヴァジュリーラはエックスの高度に対して突進攻撃をしてきます。
その他に拘束弾や追尾弾を投げてきたりもしますが、基本的には相手のジャンプに合わせてエックスもジャンプして突進を誘発させて、その間に攻撃していけば倒せますね。
弱点は「フロストシールド」。
マンダレーラは弾を前方に撃って貼り付け、その後に体当たりしてくるだけです。
さすがにこんなのに負ける訳が…。
弱点は「トルネードファング」で、連続ヒットするのでかなり体力を削れます。
VAVA MKⅡは「X1」同様に最初はライドアーマーに乗っており、撃破後に本体と再戦する2段構え。
ライドアーマー状態だと近づいてからパンチしてくるだけなので、壁蹴りからダッシュジャンプで逃げて撃っていれば楽勝。
本体は大ジャンプしながら火柱を出してくるか、空中からエックスに向かって弾を撃ってくるかを交互に行ってきます。
どちらも壁蹴りして動きを見ながら避けていけばそれほど難しくありません。
弱点は「レイスプラッシャー」。
撃破後は制限時間内にステージを脱出しなければなりませんが、初見でも10秒ほど残せたので十分余裕はあります。
○ドップラーステージ1
ここは音楽がなかなか良いです。最終ステージ1は気合が入っているのか、SFC3作どれも聞き応えがあります。
このステージでは全ての「チップ」を適用できる「ハイパーチップ」を入手できます。
前述通りこれでも大して楽にならないんですが、1度は手に入れておきましょう。
ステージ難易度としては、壁が迫ってくる所を壁蹴りで登って行く所以外は大したことありません。
どうも最速で行けば良いと言う訳でも無いようで、自分の腕だと死ぬ可能性が高いです。抜けられる時も正直何故上手くいっているのか分からん。
中ボスは「スピニングブレード」ですぐに倒せます。
ボスは「ナイトメアポリス」の2人が合体したもの。
攻撃手段は2つで、剣から上下に拡散する衝撃波を出すか、腕を飛ばして拘束後に壁に叩きつけてきます。
どちらも威力が異常に高く、フル装備でもみるみる内に体力が減ります。
弱点の「パラスティックボム」でさっさと倒すべし。
既に「ナイトメアポリス」2人とも倒していた場合、別のボスが代替。
ところがこいつの方が圧倒的に強くて、弱点の「トルネードファング」ありでも結構苦労します。
大してやり込んでいないので、こいつの詳細は書けません。
○ドップラーステージ2
ステージはそれほど長くないのですが、トゲ地帯の所で敵の上に乗って移動する所があり、実質強制スクロールになるので足が止まります。
本シリーズではなるべく足を止めたくないのですが…製作側の考えは違ったと言う事ですか。
ボスのVAVA-MKⅡは、ライドアーマーが「ブラウンベア」に変わっています。
と言ってもこちらの戦い方はほとんど変わりませんが。
ライドアーマー破壊後も同様ですが、今度は拘束弾が加わっている事に注意。
弱点は変わらず「レイスプラッシャー」。
VAVAを既に撃破済みの場合、ここは中ボスが登場します。
この中ボスは何故かゼロで戦う事が出来、倒すとゼロを巻き込んで爆発。以降はゼロが使用不可能になる代わりに「ビームサーベル」を入手。
「アームパーツ」が無い場合はゼロと同じ射程、ある場合は「X2」のように衝撃波を飛ばせます。
チャージ時間では「アームパーツ」が無い方が短いので、お好きな方で。
ボスは水中で戦うんですが、正直弱いです。弱点は「トライアードサンダー」。
こいつも詳細を書くほどやり込んでませんので省略。
○ドップラーステージ3
ボスラッシュ+ドップラー博士との決戦。
ボスラッシュはさすがに前作の仕様は不評すぎたのか、今回は画面上からスタート+ボス戦後は回復場所に戻るようになりました。
回復場所はバスターを当てるとアイテムが出現しますが、必ずライフ回復が出る訳ではありませんし、出る回数もランダムです。それでもボス戦の度に利用できるので十分使えます。
ボスラッシュ後はドップラー博士と対面して、戦闘になります。
ドップラーは不用意に攻撃するとバリアで無効どころか回復されるので、攻撃するチャンスは弾を撃っている時か、飛び上がって突進してくる前後。
攻撃パターン自体は単純ですが、判定が広いから意外とダメージを負います。
弱点は「アシッドラッシュ」。
○ドップラーステージ4
最終ステージ。ザコは数体いるだけですが、ダメージは食らいやすいです。
最後は壁蹴りで登るのですが、最後のボス扉付近がいくら何でも狭すぎ…「フットパーツ」あるのが前提になってますね。
1戦目のシグマは、火炎弾連発後にジャンプ⇒空中から火炎弾のパターン。
タイガードの「レイスプラッシャー」同様に高度は決まっているので、パターンが読めれば避ける事は比較的容易です。
体力が半分程度に減ると火炎弾連発前に盾を投げつけてくるので、それは壁蹴りで避けましょう。
弱点は「スピニングブレード」。
2戦目はドップラー博士が作った究極のボディであるカイザーシグマ戦。
一言で伝えると「強すぎ」。
攻撃力が高くて避けづらい攻撃ばかりなのも問題ですが、一番問題なのが当たり判定が小さすぎると言う事。しかも特殊武器は一切通用しないので、バスターで倒すしかないのです。
残念ながら自分はこいつを実力で倒す事は出来ず、隠し武器である「ビームサーベル」を被弾覚悟で至近距離から当てないと無理でした。
なので申し訳ないですが、これ以上には書けません。
さらにこいつを倒してもまだ終わらず、下から来るマグマから上に逃げる必要があります。
自分は途中でシグマウィルスに邪魔されてマグマに落とされてしまいますが、幸い受けるダメージは非常に低いです。
とは言え体力ギリギリで倒したのにこれで死んだら、もう本作が嫌いになる事間違いなし。
なんでこんな嫌がらせを最後に入れたの?
■総評
ステージ構成や中ボス撃破時の演出のせいでとにかく足が止まるし、敵の種類も少ないからいつも同じ敵ばかり相手している感があります。
ウリであるゼロ操作やライドアーマーについてもほとんど生かせておらず、ボスの行動パターンも少なくなっていますね。
本作の発売日は1995年末とかなり遅かった事も影響してるのでしょうか?
前2作に比べると確実に劣ってしまう作品ですが、シリーズ経験はプレイするべきでしょう。
本ゲームのレビューは以上です。
前作の続き。
本作では新しい敵「ドップラー博士」と戦うのですが、裏に誰がいるかは最初からバレバレです。
本家「4」くらいは隠して欲しかったものです。
ステージ数は1つ減りましたが、「X2」で増えたのは実質ボスラッシュ専用だったので結局同じです。
本作はゼロがプレイヤーキャラとして操作可能になりました。
とは言え8ボスどころか中ボス戦にも一部例外除いて参加できず、さらに1度死んでしまうと動力炉が破損して2度と使えなくなるので、使い所はほとんどありません。オマケレベルですね。
前作同様に、本作にも「ナイトメアポリス」と言う敵役が2体おり、さらに「X1」で倒したはずのVAVAが再生されて「VAVA MK-2」として復活。合計3体が立ちはだかります。
8ボスを2体倒すと行動開始するのは前作と同じですが、そこ以外はだいぶ異なります。
ナイトメアポリスは特定のステージで必ず戦うようになっています。
どのステージにいるか法則性が良く分からないのですが、1ステージだけにいる訳ではありません。
一方のVAVAは、いくつかのステージに存在する転送装置から任意で挑めます。
この3体は倒しても通常は逃走するのですが、弱点武器でトドメを刺すとそのまま倒してしまえます。
その場合、ドップラーステージで代わりのボスが登場すると言う粋な計らいがあります。
ナイトメアポリスは代わりの方が手強いので正直メリットが無いですが、VAVAの方はメリットが用意されています。
■システム
前作から続いて「ライフアップ」「サブタンク」「パーツ」があります。
さらに本作ではライドアーマーが複数種用意されたり、パーツをパワーアップさせる「チップ」が追加されました。「ライフアップ」は仕様が同じなので省略します。
○サブタンク
本作は敵から受けるダメージが非常に高い為か、「サブタンク」は分かりやすい場所に置いてあるので集まりやすいです。
さらに「X1」同様にライフ回復が出やすくなったので、道中でも比較的貯まりやすいです。
貯める手段として、自分はシーフォースステージを少し進んだ所にある砲台のような敵2体を倒し続けたのですが、実はこいつらを「フロストシールド」で倒すと何故かライフ回復を100%落とします。
この仕様は攻略情報で知りました。
○パーツ
いつもの4種が存在しますが、前述通り本作には各パーツの「チップ」が追加されました。
この「チップ」を適用できるのはいずれか1種だけですが、全種適用できる「ハイパーチップ」が隠し要素であります。
・フットパーツ
前作のエアダッシュに加え、上方向にもダッシュできる「バリアブルエアダッシュ」が追加。
自分の場合は壁蹴り状態からエアダッシュが暴発するのは変わらないんですが、その頻度は前作より何故か少ないです。少しフレーム単位で猶予が出来たのかな?
「チップ」を付けると2回行えるようになります。
・ボディパーツ
被ダメージが減り、その際に青い「ディフェンスシールド」が発生。
…最初の被弾と、このシールド状態の被弾で何が変わっているのか全然分からないんですが。
「チップ」を付けるとシールドが赤くなりますが、やっぱり分からん。
・ヘッドパーツ
ステージ開始時にアイテムの場所を映し出す「アイテムレーダー」と、ステージ選択時にアイテムの一覧を表示する「アイテムリスト」を追加。
前者はステージ開始時に強制的に発生する為、テンポが悪い…。
「チップ」を付けると一定時間待機でライフが自動回復しますが、悠長すぎるよなぁ。
・アームパーツ
特殊武器のチャージ+「クロスチャージショット」が追加。
このクロスチャージショットは連続ヒットしないし、挙動も重くて使いづらくてしょうがないです。
前作の「ダブルチャージ」を返せと。
「チップ」を付けると、被ダメージ時に貯まるエネルギーを使用してチャージショットを連打できるようになります。
以上の通り、実は「チップ」を付けてもそれほどパワーアップしなかったりします。
付けるのであれば「フットパーツ」「アームパーツ」のどちらかが良いかな。
○ライドアーマー
基本の「キメラ」と、攻撃特化の「カンガルー」、飛行できる「ホーク」、唯一水中で使える「フロッグ」の4種があります。
ステージ内にある転送装置から呼び出す事が出来るのですが、攻略上意味があるのは「キメラ」と「フロッグ」だけ。
最後に呼び出せるのはドップラーステージ2ですが、ここでは「フロッグ」しか使えません。
アイテム入手する為に仕方なく呼び出す以上の役割がありませんね。
■バトル
【ロックマン】シリーズのレビューに倣い、本作でも各ステージ・ボスとの戦いを記載します。
音楽についてもここで書きます。
まず本作は、中ボス用の部屋と「ナイトメアポリス」用の部屋が用意されています。
さらに中ボス撃破時もボスと同様の爆発演出が付いたのですが、この2つの要素のせいでテンポが非常に悪くなりました。
「ナイトメアポリス」は仕方ないとしても、中ボスはこれまで通りの仕様で問題なかったでしょ。
せめて部屋を出る=中断位置にしてくれれば多少納得できましたが、そうでもないからね…。
あと本作は敵のバリエーションが少ないです。
ステージをプレイしていても「またこいつか」と言う感想しか出ないので、飽きるのが早い。
全体的に力の入れ所が間違っている感があります。
○オープニングステージ
最初はエックスを操作し、途中でゼロに強制交代。その後またエックスに戻ってボス戦です。
オープニングなので難易度は高くないですが、最初に思った事は「受けるダメージ高っ!!」。
上でも少し書きましたが、本作は被ダメージが全体的に高めです。
前2作のバランスで何が問題だったと言うのか?
ステージ音楽が良いんですが、前作と違って聞けるのはここだけです。
○エクスプローズ・ホーネック
ステージ難易度自体はそれほど高くないのですが、とにかく長いです。
中ボス戦も2回ありますが、1回目は攻撃が避けづらい事もあって結構強敵。
反面2回目はただコンテナ壊すだけなんだけど…これに何の意味があるの?
「ライフアップ」は「フットパーツ」かライドアーマーが無いと取れません。
ここにはライドアーマーの基本となる「キメラ」がありますが、「トルネードファング」が無いと入手できません。基本形なのになんで無条件入手じゃ無いんでしょ?
「ヘッドパーツ」のパワーアップチップはライドアーマーが必要です。
ボスのホーネックは常に空中にいて、蜂型の弾を5発+針を見せて空中からの突撃を行ってきます。
突撃は非常に威力があり、最初食らった時は唖然としたものです。
蜂型の弾はチャージバスターなら一撃で破壊できるので、チャージバスターの使い方が重要です。
体力が減ってくると突撃しなくなる代わりに「パラスティックボム」を使用。
これでエックスがロックオンされると蜂型の弾が向かってきます。
ホーネック自身がエックスに当たる高度にいて頻繁に動くので、蜂型の弾を避けようとするとホーネックに当たる可能性が高いのも厄介な所。壁蹴りして蜂型の弾ごとホーネックを狙うのが良いです。
弱点は「バグホール」で、これを使えば楽勝。
入手武器の「パラスティックボム」は対象に当たるとロックオンして一定時間で破壊するんですが、テンポが悪いので正直あまり使えません。
チャージ版は自動ロックオンで攻撃してくれるんですが、威力が低すぎるからこれも使いづらい。
本作の8ボスの大半はドップラーの手でイレギュラー化しており、実は被害者の面が強いです。
ただそれがストーリーに現れてないのは残念な所…。リメイク出しませんかね?
○フローズン・バッファリオ
ステージは氷で滑るので、敵の攻撃力が高い本作ではダメージを負いやすいです。
とは言え全体的に短く、中ボスもいないので難易度は低め。
「ライフアップ」はライドアーマーがあれば氷を砕いて取れます。
「サブタンク」は「フットパーツ」が必要ですが、その「フットパーツ」は本ステージ終盤でダッシュジャンプすれば取れます。
ボスのバッファリオ戦は横に長いステージ。
通常は滑るように突進攻撃をしてきますが、意外とスピードが早いので距離が近いと避けられません。
かと言って離れすぎているとエックスの位置に3発撃ってくる氷弾が避けづらいので、距離を適度に保つのが重要です。
体力が減ってくると氷の極太ビームを撃ってきますが、氷漬けにするだけでノーダメージ。
総合的には弱いボスですね。弱点は「パラスティックボム」。
入手武器の「フロストシールド」は、初速が遅い氷弾を発射して、壁に当たると設置弾になります。
この設置弾が問題で、上限の2発どちらも設置状態だと弾自体が撃てなくなります。
設置状態は持続時間も結構長いので、自然解除では無く武器チェンジで消す必要があって面倒です。
名前の通り氷弾は盾にもなってくれるので、悪い武器では無いのですが…。
チャージ状態だと生成した氷を盾のように持ちます。
前作で言う「スクラップシュート」のチャージ版みたいな感じですね。
「氷ステージ」「フットパーツがある」「難易度が低い」と言う点から、ここは「X1」のペンギーゴを意識している事は明白ですね。
肝心のバッファリオ自身は巨体なので、ペンギーゴとは全然違うけど。
○グラビティ・ビートブード
ステージは厄介なギミックは無く、中ボスもいないのでステージ難易度は低め。
「ライフアップ」はブロックに邪魔されているんですが、8ボス撃破後に行くとブロックが消えていました。攻略情報を見るとホーネックステージをクリアすると消えるようですが、何故?
ライドアーマー「フロッグ」は「フットパーツ」があれば取れます。
ここは「アームパーツ」のパワーアップチップがありますが、これはライドアーマーが必要です。
ボスのビードブードは「バグホール」を1~2個生成します。
これは壁に跳ね返りますが、1個だけの場合は撃たれた方向の画面端にいれば最初を避けるだけで良いです。
体力が減ってくると上空にブラックホールを生成し、こちらの動きが大きく制限されます。
そしてこいつの問題はその火力で、「バグホール」とブラックホールはエックス初期状態だと2発で死にます。いくらなんでもやりすぎでしょうが。
「フットパーツ」があれば、ビードブードとブラックホールの間をエアダッシュで通れるので何とかなりますが、初期状態じゃ自分には到底無理です。
弱点は「レイスプラッシャー」で、これを使えば余裕。
入手武器の「バグホール」は、所謂画面全体攻撃。発生が遅いので使い勝手はイマイチ。
チャージ版はすぐに発生するんですが、演出が長いのでやっぱりイマイチ。
そもそも本作は敵の攻撃力は高いけど数はそれほど多くないケースが大半で、全体攻撃自体あまり出番が無いんですよね。
○アシッド・シーフォース
地上と水中ステージが半々と言う所。
ステージ最後の方に下から降りるんですが、この時は壁に沿っていないとトゲに落ちてしまいます。
これはちょっと酷い感が…自分は何回か忘れていて死にましたね。
「ライフアップ」はステージ途中で登って行く所の一番上にいけば取れます。
ここはライドアーマー「カンガルー」と「フットパーツ」のパワーアップチップがありますが、これはライドアーマー「フロッグ」の連続ジャンプで登っていく必要があります。
失敗しても「フロッグ」を再度呼び出せるので、何度か挑戦していれば取れるでしょう。
ボスのシーフォースは、エックスの方にジャンプしつつ「アシッドラッシュ」を撃ってきます。
この「アシッドラッシュ」壁に跳ね返る上、上から酸を降らしてくるのでかなり厄介です。
どうもエックスのバスターに合わせてジャンプしてくるようなので、近距離からバスターを連打するのが早い。
ただ体力が減ってくると「アシッドラッシュ」を近くにぶつけてきて回避できないので、そうしたら離れて攻撃します。
弱点は「フロストシールド」で、当てた後は必ずジャンプしてくるので容易にハメられます。
入手武器の「アシッドラッシュ」は酸の弾を放物線上に撃ち出しますが、射程が無さすぎてほぼボス戦用。
チャージ版はバウンドしながら跳ねますが、これも使い道が見出せません。
○エレキテル・ナマズロス
ステージは敵の数が多いので、確実に倒していくことが大切です。
敵を随時処理していけばそこまで難しいステージではありません。
「ライフアップ」は2番目のエレベーターを一番上まで行けばあります。
「サブタンク」はライドアーマーを呼び出せれば取れます。
「ボディパーツ」を取るには「バグホール」のチャージ版が必要です。
ボスのナマズロスは頻繁にジャンプして近づいてくる上に、地を這う電撃+「トライアードサンダー」で攻めてきます。
「トライアードサンダー」は壁蹴りで上の方にいないと避けれないと思うのですが、他の攻撃もあるので壁蹴りしていれば良いと言う訳でもありません。
さらに体力が減ってくると画面中央で充電後、体をバリアで守りながら電撃を撒き散らしてきます。
充電中のバリアみたいなものはバスター連打で破壊できますが、これを破壊してもダメージが与えられる訳ではありません。
電撃撒き散らしているから壁蹴り出来ないし、かと言って放置しておくと体当たりしてきます。これどうやって避けるの?しかも体力減るとこれしかやってこなくなるし。
弱点は「トルネードファング」で、これは充電中だろうとダメージ与えて中断させるので楽勝。
入手武器の「トライアードサンダー」は三角形の形に電撃を生成して撃ち出します。
一種のバリアとしても使えますが、持続が短いので過信は出来ません。
チャージ版は地震を起こした後に巨大な電球を走らせますが、停止時間が長すぎる…。
アイテム入手用にしか使えませんね。
○シザーズ・シュリンプァー
ステージは広めで、さらにベルトコンベア等があって探索が多少大変ですが、先に進むだけなら別に難しくありません。中ボスもいませんしね。
「ライフアップ」「ボディパーツ」のパワーアップチップはライドアーマーが無いと取得できません。
ライドアーマー「ホーク」の入手には「トライアードサンダー」のチャージ版が必要です。
ボスのシュリンプァーは、斜め上にハサミを飛ばしてきたり、なんかの弾を飛ばしてエックスを強制的に壁から落としてきたりと壁蹴り対策が充実しています。
しかし弾でエックスが落とされても、続くハサミを斜め上に飛ばしてくると言う謎行動。
その為、壁蹴りして弾を誘って落とされたらバスターを繰り返していれば簡単に倒せます。
弱点は「トライアードサンダー」。
入手武器の「スピニングブレード」は軌道が独特ですが、近距離からぶつける分には問題ありません。
威力も高いから使いやすいです。
チャージ版はヨーヨーのように回せますが、通常版で十分だから使い道は薄い。
○スクリュー・マサイダー
ステージは戦いづらい敵が多い上、中ボスも存在します。道中も割と長いので何度も挑みたいステージではありませんね。
「サブタンク」は普通に道中にあります。
「ライフアップ」と「ヘッドパーツ」を取るには「トライアードサンダー」のチャージ版が必要なんですが…探索用の「ヘッドパーツ」を手に入れるのに何でこんな手間が必要なんでしょうかね?
前作のように無条件入手で良かったと思うんですが。
ボスのマサイダーは突進攻撃のみです。
たまに「トルネードファング」を3発出してから突進もしてきますし、体力が減ってくると体を点滅させて超スピードで突進してきますが、結局の所は突進ばかりです。何という猪突猛進。
と言う訳で壁蹴りからダッシュジャンプで反対側に逃げながら撃っていれば勝てます。
ただ、飛ぶタイミングが早すぎると突進を途中で停止してくるので、ちょっと遅らせましょう。
弱点は「アシッドラッシュ」。
入手武器の「トルネードファング」は初速が遅いドリルを発射。
敵に当たると連続ヒットで削っていきますが、どちらかと言うとギミック処理やボス戦用ですね。
チャージすると直接ドリルを装備するんですが、これも使い所あるのだろうか?
○シャイニング・タイガード
ステージ難易度は全体的に大した事は無く、中ボスさえ倒せれば問題ありません。
中ボスは「フロストシールド」に弱く、出現位置が決まっているので設置弾も有効に作用します。
「ライフアップ」はステージ後半の右上にあり、入手は容易。
「サブタンク」はステージ序盤を右端まで行った後の上にあります。
「アームパーツ」は「トルネードファング」と「フットパーツ」があれば取れます。
ボスのタイガードは「レイスプラッシャー」を5回撃ってきます。
どちらも地上にいる場合、正面に来るのは3発目だけなので、それが分かれば避けるのは容易。威力も低め。
壁に張り付いてから攻撃してくる事もありますが、攻撃せずすぐに元の位置に戻る事もあるので、あまり動かずに冷静に対処すれば良いでしょう。
体力が減ってくると使ってくる突進攻撃は注意が必要ですが、全体的にはそんなに強くないボスですね。弱点は「スピニングブレード」。
入手武器の「レイスプラッシャー」は、散弾のように光弾を前方に撃ち出します。
威力は低いが攻撃範囲が広く、ザコであれば連続ヒットもするので結構使えます。
チャージ版は真上に弾を撃ち出し、そこから拡散弾を全方位に放つんですが、こちらは使えない感あり。
○ナイトメアポリス
ヴァジュリーラはエックスの高度に対して突進攻撃をしてきます。
その他に拘束弾や追尾弾を投げてきたりもしますが、基本的には相手のジャンプに合わせてエックスもジャンプして突進を誘発させて、その間に攻撃していけば倒せますね。
弱点は「フロストシールド」。
マンダレーラは弾を前方に撃って貼り付け、その後に体当たりしてくるだけです。
さすがにこんなのに負ける訳が…。
弱点は「トルネードファング」で、連続ヒットするのでかなり体力を削れます。
VAVA MKⅡは「X1」同様に最初はライドアーマーに乗っており、撃破後に本体と再戦する2段構え。
ライドアーマー状態だと近づいてからパンチしてくるだけなので、壁蹴りからダッシュジャンプで逃げて撃っていれば楽勝。
本体は大ジャンプしながら火柱を出してくるか、空中からエックスに向かって弾を撃ってくるかを交互に行ってきます。
どちらも壁蹴りして動きを見ながら避けていけばそれほど難しくありません。
弱点は「レイスプラッシャー」。
撃破後は制限時間内にステージを脱出しなければなりませんが、初見でも10秒ほど残せたので十分余裕はあります。
○ドップラーステージ1
ここは音楽がなかなか良いです。最終ステージ1は気合が入っているのか、SFC3作どれも聞き応えがあります。
このステージでは全ての「チップ」を適用できる「ハイパーチップ」を入手できます。
前述通りこれでも大して楽にならないんですが、1度は手に入れておきましょう。
ステージ難易度としては、壁が迫ってくる所を壁蹴りで登って行く所以外は大したことありません。
どうも最速で行けば良いと言う訳でも無いようで、自分の腕だと死ぬ可能性が高いです。抜けられる時も正直何故上手くいっているのか分からん。
中ボスは「スピニングブレード」ですぐに倒せます。
ボスは「ナイトメアポリス」の2人が合体したもの。
攻撃手段は2つで、剣から上下に拡散する衝撃波を出すか、腕を飛ばして拘束後に壁に叩きつけてきます。
どちらも威力が異常に高く、フル装備でもみるみる内に体力が減ります。
弱点の「パラスティックボム」でさっさと倒すべし。
既に「ナイトメアポリス」2人とも倒していた場合、別のボスが代替。
ところがこいつの方が圧倒的に強くて、弱点の「トルネードファング」ありでも結構苦労します。
大してやり込んでいないので、こいつの詳細は書けません。
○ドップラーステージ2
ステージはそれほど長くないのですが、トゲ地帯の所で敵の上に乗って移動する所があり、実質強制スクロールになるので足が止まります。
本シリーズではなるべく足を止めたくないのですが…製作側の考えは違ったと言う事ですか。
ボスのVAVA-MKⅡは、ライドアーマーが「ブラウンベア」に変わっています。
と言ってもこちらの戦い方はほとんど変わりませんが。
ライドアーマー破壊後も同様ですが、今度は拘束弾が加わっている事に注意。
弱点は変わらず「レイスプラッシャー」。
VAVAを既に撃破済みの場合、ここは中ボスが登場します。
この中ボスは何故かゼロで戦う事が出来、倒すとゼロを巻き込んで爆発。以降はゼロが使用不可能になる代わりに「ビームサーベル」を入手。
「アームパーツ」が無い場合はゼロと同じ射程、ある場合は「X2」のように衝撃波を飛ばせます。
チャージ時間では「アームパーツ」が無い方が短いので、お好きな方で。
ボスは水中で戦うんですが、正直弱いです。弱点は「トライアードサンダー」。
こいつも詳細を書くほどやり込んでませんので省略。
○ドップラーステージ3
ボスラッシュ+ドップラー博士との決戦。
ボスラッシュはさすがに前作の仕様は不評すぎたのか、今回は画面上からスタート+ボス戦後は回復場所に戻るようになりました。
回復場所はバスターを当てるとアイテムが出現しますが、必ずライフ回復が出る訳ではありませんし、出る回数もランダムです。それでもボス戦の度に利用できるので十分使えます。
ボスラッシュ後はドップラー博士と対面して、戦闘になります。
ドップラーは不用意に攻撃するとバリアで無効どころか回復されるので、攻撃するチャンスは弾を撃っている時か、飛び上がって突進してくる前後。
攻撃パターン自体は単純ですが、判定が広いから意外とダメージを負います。
弱点は「アシッドラッシュ」。
○ドップラーステージ4
最終ステージ。ザコは数体いるだけですが、ダメージは食らいやすいです。
最後は壁蹴りで登るのですが、最後のボス扉付近がいくら何でも狭すぎ…「フットパーツ」あるのが前提になってますね。
1戦目のシグマは、火炎弾連発後にジャンプ⇒空中から火炎弾のパターン。
タイガードの「レイスプラッシャー」同様に高度は決まっているので、パターンが読めれば避ける事は比較的容易です。
体力が半分程度に減ると火炎弾連発前に盾を投げつけてくるので、それは壁蹴りで避けましょう。
弱点は「スピニングブレード」。
2戦目はドップラー博士が作った究極のボディであるカイザーシグマ戦。
一言で伝えると「強すぎ」。
攻撃力が高くて避けづらい攻撃ばかりなのも問題ですが、一番問題なのが当たり判定が小さすぎると言う事。しかも特殊武器は一切通用しないので、バスターで倒すしかないのです。
残念ながら自分はこいつを実力で倒す事は出来ず、隠し武器である「ビームサーベル」を被弾覚悟で至近距離から当てないと無理でした。
なので申し訳ないですが、これ以上には書けません。
さらにこいつを倒してもまだ終わらず、下から来るマグマから上に逃げる必要があります。
自分は途中でシグマウィルスに邪魔されてマグマに落とされてしまいますが、幸い受けるダメージは非常に低いです。
とは言え体力ギリギリで倒したのにこれで死んだら、もう本作が嫌いになる事間違いなし。
なんでこんな嫌がらせを最後に入れたの?
■総評
ステージ構成や中ボス撃破時の演出のせいでとにかく足が止まるし、敵の種類も少ないからいつも同じ敵ばかり相手している感があります。
ウリであるゼロ操作やライドアーマーについてもほとんど生かせておらず、ボスの行動パターンも少なくなっていますね。
本作の発売日は1995年末とかなり遅かった事も影響してるのでしょうか?
前2作に比べると確実に劣ってしまう作品ですが、シリーズ経験はプレイするべきでしょう。
本ゲームのレビューは以上です。